自己紹介文からわかること
ネットで恋活を始めるのに欠かせないのは文章の読み書きスキルです。
きちんとした失礼のない感じのいい文章が書けることはもちろん大切ですが、
相手がどんな人物かを少ない情報から読み取ることも必要です。
そして、実はやり取りをするまでもなく自己紹介の文章からかなりのことがわかるのです。
今日は「自己紹介から読みとく」の1回目です。
これは私の体験からの個人的な所感ではなく、文章のプロとして、
また心理学を学んだ知識も含めての私なりの分析結果です。
ただ、その傾向があると言うだけですので、それが全てと断定しているわけではありません。
間違った文章・稚拙な文章
まず、文法上間違った自己紹介文。
誤字脱字がある、あるいは読点(、)と句点(。)の区別がついてない、
掛かり受けが間違ってる、接続詞が異なるなど…。
申し訳ないですが知性は感じられませんね。
おそらく学歴もあまり高くはなさそうです。
高学歴あるいは知的な方を希望するのなら避けたほうがいいでしょう。
自分でも文章は必ず読み返してからアップしましょう。
よく見るフレーズから読み解く
●言い訳から始める
大変多いのが
「こういうサイトに登録するのは抵抗があったのですが」
「友達にここを紹介されて」「普段の生活では全くきっかけがないため」
など、ネットを利用することへの言い訳から始まる自己紹介文。
自分の判断で始めたのですから言い訳しても仕方ありませんね。
おそらく真面目な人間なのだと言いたいのでしょうが、
そんな判断はこれから相手がしていくものです。
言い訳から始まる人は保守的で保身主義なところがあります。
お付き合いをしたとしてもなにかあればまず言い訳を聞くことになるでしょう。
●自称「若く見られる」
「見た目は若いと言われます」「見かけは悪くないと言われます」
このフレーズもよく見かけます。
しかし、そもそも面と向かって人の見た目を
「年齢相応」とか「あまり良くない」とか言う人はまずいません。
つまり、そんなことを書かれてもなにも判断の助けにはならないのです。
そして、年齢や見かけについて最初に言及している人はそこに強い関心があります。
つまり相手にも「若さ」と「美」を求めたいから書いているのです。
「自分は外見重視です」と明言しているようなものです。
●「お互い」の意味
また、相互の配慮を求める書きかたにも裏があります。
「お互い思いやりの気持ちをもって」
「癒しあいたい」「尊敬しあえる関係に」
これはまず相手に「自分を思いやってほしい、癒してほしい、尊敬してほしい」
と望んでいるということです。
逆に言うと優しくしてくれれば誰でもよい、
という考えの方がこの文章を書く場合が多いのです。
●自称「優しい人」
「優しいと言われます」「優しさには自信があります」
こんなことを書いている人は本当には優しくないと思ってまず間違いありません。
本当の優しさというものがどれ程の重さがあるものか、
わかっていたらとても書けることではありません。
誰にでも優しい人が大事な人にも優しいかは疑問ですし、
単なる弱さを勘違いしているのかも。。
お付き合いをした場合、初めは優しくてもそのうち態度を変えてくるのが
実はこの「自称」優しいタイプなのです。
さて、なかなか辛口でしょうか。
すみません。優しくないもので…(笑)。
まだ次回も自己紹介から読みとくの続きをご紹介したいと思います。
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