今日は、過去の恋愛のしまい方についてお話します。
あなたの中の男性の基準は実は元カレ?
ネット恋活や婚活をして積極的に相手を探しているにも関わらず
なかなか次の恋人ができない方がいます。
話を聞いてみると、だいぶ厳しいハードルを設けているのか
なかなか気にいる相手とめぐり合えないのだとか。
どんな人がいいのか尋ねてみると
背が高くて、優しくて、歌がうまくて、海とか好きで…
あ。。それ、もしかして元カレさんじゃない?
そうです。
元カレさんの面影を追っているのです。
今も胸に残っているほどきっと素敵な恋愛だったのだと思います。
大好きだったのでしょうし、彼と過ごしたたくさんの思い出は
大事な宝物ですね。
でも、これでわかりましたね。
彼女は前の彼氏と他の男性を比較しているのです。
そして、前の彼氏と同等かそれ以上の方じゃないと
ダメだと知らないうちに自分に規制をかけているのです。
前の恋は忘れたほうがいい
などと言うのは簡単ですが、記憶喪失でもあるまいし
記憶がなくなるわけではありません。
もう終わった恋だとわかっていても、
踏ん切りがついていても、
未練なんかなくっても、
そう簡単に好きになった人を忘れられるわけでもありませんよね。
もう好きというわけではないのだとしても、
人間は知ったことだけが経験として培われていくのですから
男性経験も、付き合った人をスタンダードにしてしまうことはありえます。
つまり、「男性はあんな感じ」「彼氏ならこうしてくれる」
と、前の彼氏があなたの経験則になって、基準を作っているのです。
一度フラットにする努力をしてみましょう
この「元カレを基準としてしまう傾向」は
意識的に取り除いておかないと、次の恋を得るチャンスを遠ざけてしまいます。
自分がどんな人とお付き合いしたいのかもう一度よく考えてみましょう。
元カレのように頭のいい人がいいとか
元カレのように話の楽しい人がいいとか
そういう考え方はやめて、すべてをフラットにしてみるのです。
そもそもまた同じようなタイプの人を選んだら
もう一度似たような破局が来るのかもしれません。
これまで選んでこなかったようなタイプの方でも
もしかしたらうまくいくかもしれません。
過去の恋のしまいかた
前の彼氏にもらったものはどうしていますか。
別れるときに返したという人、捨てたという人
実家に置いてあるという人、いろいろだと思います。
実は私は取っておくほうです。
あったことはなかったことにはなりません。
一度は親密になった方と過ごした時間も思い出も私の人生の一部。
今は違っても過去のその時は心をこめてくださったものを
私は捨てたり手放したりできません。
きっと、「それってどうなの?」という方もおられるでしょう。
「切り捨てる」とか「嫌いになる」とか「憎む」とか
そのほうがきっと忘れるためには簡単な方法なのですが
無理に追いやることで、かえって無意識の部分で
未消化な心残りがいつまでもくすぶってしまう可能性もあります。
無理に闇に捨て去るのではなく、
あなたの胸の奥の引き出しにしまっておいて、
時々俯瞰で眺めるのも悪くないですよ。
現在進行形のときには見えなかったことが見えたり
自分の言動を客観的に振り返って見たりするのは
自分の糧にもなります。
過去を「受け入れて共に生きる」のが
私のやっている忘れ方です。
冷静に客観的に過去の恋愛を見れるようになれば、
基準をフラットにすることもできるように思います。
そうしたら、また新しい出会いがやってきます。
もちろん、まだ前の彼氏との復縁を望んでいるようなうちは
次の恋など探すのは難しいでしょうし、相手の方にも失礼ですよ。
前の恋をしまうのには
ある程度時間も必要なのです。
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