こちらを読んでくださっている女性は、もう長いこと社会人を続け、
いくつかの恋愛や責任ある仕事をこなしてきたことと思います。
もうそろそろ落ち着きたい…
仕事に疲れちゃった
遊びとかはもういい
それはわかります。真面目に落ち着きたいでしょうし
今度こそ生涯のパートナーと出会って幸せに暮らしたいですよね。
でも、だからといって
専業主婦になってのんびり過ごしたい
これは口に出してはだめなのです。
男性の結婚に対する不安を煽る「専業主婦願望」
女性からすると、
毎日身の回りの家事をして、子どもを生んで
育てるなら当然養ってもらえる
と思い勝ちですが、現実はそんなに甘くありません。
男性からすると、結婚して妻子を養うというのは大変なプレッシャーです。
恋人は欲しい、結婚はしたい、と思っていても実はその反面
大きな不安を抱えています。
行動の自由がなくなるだろうな…
金銭的自由がなくなるのはいやだ
重い責任に身動きが取りにくくなる
ある統計で婚活中の男性が妻に仕事を続けて欲しいかという調査では
- 専業主婦希望の女性が良いという男性は全体の13.9%
- 共働きが良いという男性は41.5%
という結果だそうです。(あとは「こだわらない」などです。)
つまり「共働き」を望む男性の方がずっと多いのです。
最初から自分の給料を当てにされるのは面白くないでしょうし
そもそも終身雇用が保障されていた時代ではありません。
激務からいつ自分が病気になって倒れたり、
鬱になって休職を余儀なくされたり、
あるいはリストラや倒産に見舞われるかわかりません。
男性も、重荷になるようなパートナーではなく、
助け合えるパートナーを求めているのです。
専業主婦と子どもを養えるお金持ちはそんなにいない
もう少し現実的な話をしましょう。
一例として30代ではどれくらいお給料を貰えているでしょうか。
厚労省参照の年代別年収分布を調べると、
30代の給料で最も多いのは24万円 ~27.9万円のゾーンです。
案外少ないと思いませんか。
30代の平均年収は452万円ですが、
実は年収320~350万円前後の割合が最も高いのです。
もちろん収入の高い男性なら余裕で妻子を養えるでしょうけど、
30代で年収1000万円以上の人は全体のわずか1.1%しかいません。
もちろん男女差や、企業の規模などにより
年収は大きく違ってくるのですが、ひとつの目安として考えてみてください。
この月給でもしも彼女に「専業主婦になりたい」と言われたら
どんな気持ちになるか。。。
2人で働けば世帯収入は当然倍に
当たり前のことですが、結婚後2人で働けば当然余裕のある生活水準になります。
年収350万円だとして×2。700万円になりますね。
それなら家族で海外旅行に行くなどゆとりのある生活も可能でしょう。
貯蓄もできます。厳しいお小遣い制をしく必要もありません。
どちらかが倒れても、それまでの貯蓄とパートナーの収入でやっていけるでしょう。
あなたが年収350万円の男性だとしたらどちらを選びますか。
専業主婦希望の女性と
自分と同じくらい収入のある女性と。
いや、私はもっと年収の高い男性を選ぶから
などと思っているかもしれませんが、高収入な男性は
そうそう転がっていません。
特に婚活市場においてはさらに少ないと思っていいでしょう。
なぜなら条件の良い男性はもうすでに結婚している可能性が高いからです。
現実はなかなか厳しいですよね。
「専業主婦になりたい」と言うのは
「玉の輿にのりたい」と言うのとほぼ同義語なのです。
そんなことを口走るのは
20代のまだ現実を知らないうちだけにしておきましょう。
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