日本のメディアはこぞって若い女性をもてはやし、35歳、40歳を過ぎた女性を「劣化」などという風潮にあります。恋活・婚活の世界でもそうです。そしてそれは若い男性だけではなく、自分が40歳を過ぎていても、20代の女性と付き合えると本気で考えている男性がたくさんいるのです。

ネットでたくさんの異性にオファーをもらったり、あるいは自分のオファーをかなりの高確率で受けてもらえてメッセージのやり取りに進展することが多い場合、まるで自分が光源氏か、ハーレムのスルタンにでもなったつもりでその相手が全員自分のもののように勘違いしてしまう人がいます。

ネットでの恋活・婚活に限らず、リアルな恋活・婚活においてもうまくない時期の精神的ダメージというのは軽視できません。あまりに多くの方にお断りをされると、中には諦めてしまい、もう恋活・婚活をやめてしまう人もいます。でも、それではいつまでも「パートナーのいる望む未来」は手に入りません。

35歳を過ぎた女性が婚活をすると、わらわらとそういう 離婚歴のある男性たちが群がってきます。彼らの多くの目当てはまずあなたの「家事能力」です。 自分の身の回りの世話を焼いてくれてご飯を作ってくれて病気になったら面倒を見てくれる存在が欲しいのです。

女性も40歳を過ぎるとさらにオファーが減ります。 「40歳の壁」があるのです。 40代を過ぎるとパートナーとはこれから一緒に未来を作っていく相手ではなく残る人生を一緒に暮らす伴侶、という意味合いに変わってきます。