出会いの場には既婚者がいっぱい
婚活・恋活をしていると、既婚者に遭遇することは多いと思います。
特にネットで相手を探していると、既婚者はたくさん潜んでいます。
有料のサイトでも、独身証明の必要ないところでは
何食わぬ顔をして既婚者が「パートナー探し」に参戦していて
大変迷惑ですね。
無料のアプリになると、もう既婚者の方が多いのではないかという勢いです。
よくあるパターンとしては恋活サイトなどで
かなりメッセージのやり取りをしていて
この人いいな
とだいぶ気持ちが傾いた頃に
実は、僕結婚しているんです
と言ってきたりします。
相手は、十分メッセージをやり取りして気心が知れたので
カミングアウトしても
そうなんですか~~
とか言って許してくれるかなと期待しているわけです。
そしてあわよくば、既婚と承知の上で彼女になってくれないかなと
都合のよいことを考えています。
そうはいきませんよね。
私も何度かそんな体験がありますが、そのたびきっぱりお断りしています。
既婚者の方とはお話する気はありませんので
そうすると、既婚者は「せめてメッセージだけでも」と言ってきたりします。
既婚でも誰かとメッセージのやり取りをするくらいは違法ではありません。
しかし、その時間はあなたが誰かと出会うための貴重な時間です。
それを既婚者の心の寂しさを埋めるために使ってあげることはありません。
毅然とした態度で断りましょう。
不誠実な既婚者に騙されて付き合ってしまうケース
まだ、会う前にそうして既婚であることを打ち明けてくる既婚者は
誠意がある方だと思います。
中には、独身者しか登録できないサイトに登録し
独身を装い話を合わせてやり取りをして
うまいこと実際に会ったあとにその場で言ってくる人もいます。
さらにひどい場合は、会っても本当のことを言わず
独身の振りをして付き合いにまで持ち込んでしまうケース。
深い関係になっても、既婚であることを隠し続け
ある日奥さんの雇った弁護士からの慰謝料の請求にビックリする…。
あるいは、結婚式場の予約まで行ってからようやく白状してきたり。
自分の「彼氏」「婚約者」と思っていた相手が
実は奥さんも子どもいたなんて、そんなショックなことはありませんね。。。
「既婚者と知っていたら付き合わなかった」のなら、貞操権の侵害などであなたは被害者と言えるのですが、その慰謝料を請求するのはなかなか難しいそうです。
もしも万が一既婚者と知らずに付き合ってしまったら、
即座に関係を断つ必要があります。
継続してしまったらその時点で相手の配偶者に対する
加害者側になってしまうのです。
恋活サイトに紛れ込む既婚者を見抜く
では、どうしたら既婚者であることを見抜けるでしょうか。
会おうとしたときの、曜日の設定などで休日を避けるときは
既婚者かもしれないという話は前にこちらで書きました。
⇒ネット恋活 会う?会わない?その前によく見極めて!
そこまで行かなくても、サイト内のメッセージのやり取りの段階で見抜きたいですね。
相手が、何時にメッセージの返信をくれるかは意識しておきましょう。
仕事のあるときはマメに連絡をくれるのに
夜帰宅後の本来は自由なはずの時間や、土日になると
返信が滞る場合は、既婚者を疑うことができると思います。
仕事の空き時間に連絡をくれるほどマメな人が
自由なはずの時間に連絡をくれないのは、誰かが側にいる可能性が高いのです。
また、会うような段階になったら電話番号を聞いて
帰宅後と思われる時間に電話をしてみましょう。
家にいるはずなのに全く電話に出ないなら怪しいでしょう。
まだメッセージのやり取りを始めたばかりの段階で
けん制をしておくのもいいでしょう。
この前お話した方が実は既婚者で、ものすごく嫌な思いをしました。
などと、既婚者とやり取りをするのがいかに自分にとって無益か
言っておくのもいいでしょう。
本当に独身なら、「そうだよね」と同調してくれるだけですし、
もし既婚者なら距離を置いてくることでしょう。
既婚者が多く紛れこんでいるのがわかっているアプリなどを利用している時は
軽い感じで直接聞いてみるのもいいでしょう。
え~、もしかして既婚ですかー?
コツは「軽く」聞くことです。
既婚男性は既婚と知った上でもこだわりなく付き合ってくれる
都合のよい女性を求めているので、もしそうだとしたら言っておくのも好都合です。
きっとあっさり答えてくれると思います。
あ、わかる?そう、実は既婚なんだ
そうしたら「ではさようなら」すればよいですね。
既婚者が外に恋愛を求める事情
そもそも、なぜ既婚者は奥さんがいるのに外に出会いを求めるのでしょう。
奥さんと仲良くすればいいのに
既婚者には既婚者の言い分もあるようです。
夫婦仲が悪くてもうずっと会話もないんだ
あちらが拒否するから何年もレスなんだよ
なんのために毎日がんばって仕事しているのか
子どもが大事なので離婚は考えていない
心に潤いがほしい
でも、申しわけないけど同情はできません。
夫婦仲がよくない原因は夫婦双方にあると思いますし
もう愛が冷めたからほかの人と愛し合いたいのなら
きれいに身辺整理をしてからにしていただきたいですね。
独身者と既婚者は同じ土俵には立っていません。
孤独な独身者を家族のある人が繋ぎ止めるのはフェアではありません。
1番大切なのは家族である既婚者と付き合い
2番目とか3番目(あるいはさらにそれ以下)に置かれる独身者は
単身でいるよりさらに深い孤独を味わうのです。
既婚者恋ぐるって・・・!!?
ひと頃流行った、某mが付くソーシャルネットワークでは、
今でもLINEグループメンバー募集掲示板が盛況ですが
そのほとんどが、「恋グル」つまり恋愛グループの募集です。
そしてほとんどが既婚者もOKになっており
(というか管理人自体が既婚者であるケースが多い)
「既婚者恋グル」というものが堂々とメンバー募集しています。
既婚者恋グル…っていいの?
LINEグループは私もいくつか入ったことがありますが
例え雑談グループでも、なぜか平気で既婚者が恋愛トークをしたりすることも多く
独身者の多くは言わないけど心の中で呆れていました。
既婚でも恋を探している人が多いのは実は女性も一緒です。
一生添い遂げるはずの相手との会話を拒否して
スマホの向こうの顔も知らない相手とバーチャルな恋愛を楽しむのは
今、世間ではよくある光景なのかもしれません。
でも、婚活・恋活をしている立場では
そういう手合いの人との出会いは本当に避けたいですね。。。
「婚外恋愛」結局は違法行為
既婚者の「浮気」ですが最近はそうは言いません。
「婚外恋愛」と言うらしいです。略して「婚外」です。
「浮気」というとマイナスなイメージが付きすぎているので
言い方を変えてみたのでしょうが、結局は同じです。
では、「婚外恋愛」は違法なのでしょうか。
・・・違法です。
日本の刑法では、浮気を罰する法律はありませんので
刑事罰を受けることはありません。
しかし民法で「不貞」は禁じられています。
判例では「配偶者のある者が配偶者以外の者と性的関係を持つこと」が「貞操義務違反」とされ、慰謝料請求の対象になります。
ちなみに、「性的関係」とは厳密な「性交」に限らず、
一度きりの関係でも、風俗店などでの性的関係でも「不貞行為」となります。
幸せになるために婚活・恋活をしているのに
いつの間にか「不貞行為」の片棒を担がされていたなんて
悲劇に陥らないために
相手が独身者であることは十分確認するようにしましょう。
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